地震が起きたら
地震はいつどこで起こるか予想が立てられないため、防災グッズ、対策を用意しておく必要がある。また、地震が起きた場合にはあわてずに落ち着いて行動することが何よりも必要とされ、身の安全を確保することが最優先となる。
●身の安全を守る
地震の際の大きな揺れは、1分程度であることが多く、その際の一時的な避難が必要。丈夫なテーブルや机の下に身を隠し、頭を保護すること。 また、吊り下がっている照明などの下からは退避しておく。
●揺れを感じたら火の始末、火が出たらすばやく消火
地震発生時、身の安全並んで大切なのが火の始末。小さな地震でも必ず火を消すこと。小さな火から大きな災害を招くケースも多く、家庭から火災を出さないことが鉄則。出火したとしても小さな火のうちに消し止めることが二次災害を防ぐことにつながる。ただし、消火する事が無理だと思ったら素早く避難する。また、退避の際にはガスの元栓を閉める。
●あわてて外に飛び出さない
むやみに外に飛びだすのは危険。周囲の状況をよく確かめ、落ち着いて行動すること。あわてて出口・階段などに殺到することでけが、逃げ遅れにつながる可能性がある。 また、避難の際には服装や持ち物にこだわらず、出来るだけ早く避難し、一度避難したら再び中に戻らない。
●火災の際はドアを閉め、地震の際はドアを開ける
煙の進入を防ぐため、火災発生時はドアを閉める。 逆に地震発生時はドアを開ける。特にコンクリート建てのマンションなどの場合は、地震によってドアがゆがみ、部屋に閉じ込めらてしまう可能性がある。
●屋外では危険なものから遠い場所へ
災害時、屋外ではブロック塀が倒れたり、窓ガラスや看板などが落ちてくる可能性が高まる。頭を保護し、安全な建物か近くの広場へ避難する。。
●百貨店・劇場などでは係員の指示に従う
大勢の人が集まるところでの災害は、パニックになりやすい。混乱に巻き込まれないよう、勝手な判断は避け、係員の指示に従い冷静に行動する。また、エレベーターは使わない。
●自動車は左に寄せて停車する
運転時に大きな揺れを感じたら、ラジオの情報により行動を。停車するときは左に寄せ、規制区域での運転は控えること。
●津波・山崩れ・崖くずれにも注意
津波・山崩れ・崖くずれが発生しそうな地域では、すばやく避難すること。
●避難は徒歩、持物は最小限に
自動車を使うと、渋滞を引き起こし、消火活動や救援救護活動の妨げとなる。避難は徒歩で、荷物は最小限度に控える。
●デマにまどわされない
災害時は情報が錯綜し、デマなどに惑わされやすい。報道機関や区市町村、消防・警察などからの情報に注意し、一元的な情報で判断しないこと。
---緊急地震速報有効活用する---
地震が発生すると、震源付近から周囲に向かって初期微動(P波)、続いて主要動(S波)の順に伝わる。P波の伝播速度は秒速およそ7km、S波の伝播速度は秒速およそ4kmと、伝播速度に差が生じる。緊急地震速報は、この伝播速度の差を利用して観測点が激しい地震動に襲われる前に、揺れの程度と猶予時間を予測し、最大震度5弱以上の揺れが予測される場合に発表される。
気象庁は平成19年10月から、「緊急地震速報」の一般への発表を行っており、速報はテレビ、ラジオ、一部の自治体では防災行政無線などを通じて配信される。また携帯電話や電話回線などを通した通知も可能。
鉄道や地下街をはじめとした公共施設や学校、会社や工場などの事業所でも、緊急地震速報を受信し、地震に備える体勢が進められている。
震源に近い地域では、「緊急地震速報」が間に合わない場合もあるが、たとえ数秒前であっても地震の情報を有効に利用することで被害を大幅に軽減することができる。
・屋内では家具などの倒れそうなものから離れる。机などの下にもぐって身を守る。
・火気、電熱機器は停止し、ガスの場合は元栓を閉める。コンセントは抜いておく。
・屋外では塀のそば、物やガラスが落ちてくる危険のある場所から離れる。
・自動車を運転中の場合、ハザードランプを点灯し、後続車に注意しながら減速、路肩に停止する。
また、公的な機関や企業での対応として下記の様な対応をとることができる。
・消防署などの事前対応スタートの早期化
・病院での手術時の予防行動
・列車の事前停止
・工場での工作機械等の停止、薬品供給停止、ガスの遮断
